RCヘリコプターと飛行機の好きな管理人のホームページです。

BALLERINA 40SR (過去 所有)

機体ごとに製作の進行状況や調整方法など記載していますが流用あるいは同様な作業を行われる場合は、自己責任でお願い致します。



  2016年 2月24日
  

リトルホーク号を製作したあと40クラスの飛行機を作りたくなり、バレリーナ40SRを 購入
テトラ製の機体を作りたいと思い、色々と検討した結果この機体になりました
図面は昔と同じく青焼きのものです

  

エンジンは OS MAX-46LA
APCプロペラ 11X6 ・ 11X7  2種類準備
製作に必要な ヒンジ ヒンジピン バルサカンナなど



  2016年 6月26日
  

バレリーナ40SR 製作開始
最初に図面に記載されている部品番号を胴体、主翼、水平尾翼、垂直尾翼に分けて記入
胴体側板F1にF1′~F1″とF4を接着
エンジンマウント(F7)を搭載エンジンに合わせて、燃料タンク部分の加工を行う
今回の搭載エンジンは OS MAX-46LAで、燃料タンクをテトラ製バブレスタンクを採用
容量の関係でエンジンマウントの角に逃げ加工が必要でカット



  2016年 6月27日
  

エンジンマウント(F7)を側板の指定場所にエポキシで接着
F2、F3、F5、F6を指定場所に接着
F10にダウエルを差込みF10″を接着     F13にF14を接着



  2016年 7月 3日
  

自作クランプを使用し、胴枠を順に接着
このクランプは、高橋邦夫さんのホームページ(ラジコン エアクラフト テクニック)を参考に
製作しています
高橋さん、ありがとうございます
F18とF23を接着したあと、クランプを外す



  2016年 7月10日
  

F19左側をボディ上部側板F1+F5に合わせて接合面を整形し接着
F19右側もボディ上部側板F1+F5に合わせて接合面を整形して接着し
F19上の左右接合部分を整形
F19左右接合部分を接着し胴体上部を作る



  2016年 8月11日
  

エンジン部分のカウルF24(右・左)
右側のF24をボディ上部センター幅に合わせて切断し接着
左側のF24をボディ側面に接着
搭載エンジンに合わせてエンジンルーム開口部を拡大



  2016年10月10日
  

キット付属のエンジンマウントを取り付けようとしたところ
エンジン取り付けボルトのサイズが3.5X10で、エンジン本体
取り付け部分の穴サイズが3.0であったためドリルにて拡大
サイドスラスト2度にしてマーキングし、キット内付属マウントを装着
水平尾翼は、リブ組みとサイドブロックの固定まで行う



  2016年11月27日
  

エンジンマウントを装着しエンジン搭載でボディ開口部のニードル接触部分を加工すると、
想定外の切削が必要であったため、ニードル位置を横から縦に90度変更し、切削した部分の
カバーを再生。
その後機首ブロック材の取り付けと機首下側のプランク材接着。
エンジンマウント下側のプランク材に取り付ける補強用バルサブロックの加工取り付け



  2017年 1月29日
  

胴体リヤ下部とテールギヤ取り付けプレート及び操縦席のプランクを行い、胴体のプランクは終了です。 次に胴体全体のサンディングの前準備として、バルサカンナを使用して段付き部分などを削ります。
今回使用したバルサカンナはOK模型製で、今まで使用した中で秀逸なカンナです。
刃の突出量の微調整が可能で、少しずつ調整しながら何度か削ってみて、具合の良いところを見つけて刃を固定しています。
刃の切れ味が良すぎて、注意して削らないと必要以上に削ってしまいそうでした。
バルサカンナで粗削りしたあと胴体全体をサンディングし、最終仕上げ前までの状態にします。
ノーズ部分の削り込みとサンディングをギリギリのところまで追い込み、胴体全体で修正が
必要な部分にパテを充填し全体を最終仕上げ出来るようにします。



  2017年 2月10日
  

主翼の製作を開始
スパー材にリブを接着、リブにネジレ防止用の足が付いているため正確に作ることが可能
左右の翼は同一構造



  2017年 2月19日
  

主翼にメインギヤ取り付け用ブロックW21、W22を取り付けるため、W5リブに補強材W5´を
W6リブに補強材W6´をそれぞれ接着
ブロックW21、W22取り付け位置スペースを確保するためW5´とW6´の切り込みに合わせて
W5、W6リブをカットし、ヤスリで整形したあとブロックW21、W22を接着
その後、左右翼W7リブの下に上半角ゲージを置き、中央を接着し全体の形を作る



  2017年 4月30日
  

主翼にプランクを接着する準備
主翼下側のプランクを行う前にメインギヤ取り付け部分のスペースをカットしてから接着
次に主翼上面を接着
主翼後縁側の上面と下面を接着



  2017年11月 6日
  

主翼リブキャップを中央プランク以外の場所に接着
主翼の中央プランク作業ですが、主翼プランクの部品は2つのパーツから構成されており、合わせ面で重なる部分を現物合わせで切断部分にボールペンでケガキ線を書いてから切り取り接着します。



左右エルロンホーンを取り付けたところです。
後縁材W31を主翼に接着する前にエルロンホーンが必要角度より多めに可動出来るように溝を作ります。 エルロンホーンが接着剤で固着しないように可動部分にグリス代わりのニベア(ハンドクリーム)を塗布し、瞬間接着剤でW31を固定します。 画像は胴体に合わせて位置決めしたあとのケガキ線と切削された後縁材が写っていますが、実際の作業はこのあとの工程となります。

  

主翼を胴体に固定するためのダウエル(竹棒)を主翼に固定するための作業です。 ダウエルを短く切ったものをダウエル位置決め用板W32の穴を通してから胴体に固定し、主翼前縁側中央部分を現物合わせで少しずつ切削し位置決めを行います。 主翼の翼端から胴体までの長さが左右同一になるように位置決めをし、上半角も左右同じになるように主翼前縁側中央部分を修整して正確な位置が決まったところでW32と主翼前縁側中央部分に瞬間接着剤を数滴流して仮固定します。

  

ダウエルをダウエル位置決め用板W32の穴を通し主翼内に貫通させ、瞬間接着剤にて固定します。
この時 W32と主翼前縁側中央部分の接合部分(仮固定)にも瞬間接着剤を流して完全固定します。
主翼を胴体に差し込んで位置確認。 問題なくダウエルが入り、主翼の位置も正確でした。



  2017年11月18日
 

主翼と胴体の取り付け部分が出来上がればメカ積みの準備を行う必要から、
サーボを含めた小物類の準備を開始。

胴体に収めるサーボ・・・・・・Blue Arrow D50011MG
主翼に収めるサーボ・・・・・・K-POWER DSC090
受信機用 LI-Fe バッテリー ・・ KK HOBBY 6.6V 2100mAh
受信機用電子スイッチ・・・・・フタバハイブリッドESW-1J
燃料用シリコンチューブ・・・・ブルー ピンク
燃料フィルターホルダ付・・・・OK模型
燃料チューブエンド・・・・・・テトラ
グロープラグ・・・・・・・・・ENYA №3

胴体に収めるBlue Arrow D50011MGのスペックと主翼に収めるK-POWER DSC090のスペックは
高さを除けばほぼ同一で、K-POWER DSC090が12mm低いロープロファイル仕様。
エルロンに2個サーボを使うのは、低翼機であるのでエルロンのディファレンシャル機能を
使用したいというのがあります。
スタント機ではないので気にする必要はないのかもしれませんが、前から設定してみたかった
というのも理由のひとつかな?



  2017年12月 5日
  

胴体前側の段差と後ろ側の段差に整形材W33とW34を接着する準備として、W34にはウイングロックのボルトを通す穴を開けてボルトで主翼を固定してからW33とW34を接着します。
主翼後ろ側整形材W34は綺麗に整形できましたが、主翼前側整形材W33は必要以上に削り過ぎたため、パテによる修正が必要となりました。
主翼前縁を翼型に整形


  

翼端材W29を図面に合わせて整形
翼端材W29を整形する際に後縁材W14を削りすぎてしまったため、1mmバルサを貼りつけて再整形を行う
1mmバルサを整形し、後縁材W14とのクリアランスを確認、まだ隙間があるのでこのあとバルサパテを盛って再整形

  

垂直尾翼を固定するV1の位置が少し左方向にズレたことが発覚
真っ直ぐにするため右側のみ黒線から赤線まで約1mm切削して修正
垂直尾翼V3とV2を接合して接着
接合した垂直尾翼を修正したV1に差込み、修正した分の隙間を0.5mm厚の定規を差し込んで右側に押さえつけます

  

垂直尾翼を水平尾翼に対し直角になるように三角定規の代用にカレンダー(厚紙)を加工して位置決めを行って、垂直尾翼を接着
垂直尾翼を固定する際に使用した定規を外すと隙間が出来るが、瞬間接着剤とプライマーで固定
隙間をパテで盛り、修正



  2018年 1月 8日
  

ヒンジを取り付ける水平尾翼部分H1にあらかじめOK模型のAフィルム(ホワイト)を貼っておく
エレベーターにOK模型のAフィルムを貼り、コの字型のエレベータータイロッドを左右エレベーターに接着する
水平尾翼全体にAフィルムを貼る

  

ノーズ部分の整形
サーボベッドを取り付け
スロットルリンケージの先端をZベンダーにて整形

  

OK模型のAフィルム(レッド)を胴体下面に貼る
垂直尾翼と胴体上面にAフィルム(ホワイト)を貼る
胴体側面上側にAフィルム(ホワイト)下側にAフィルム(レッド)を貼る

イメージはこの「マットアトラス」の塗装です。
キャノピーの位置が違うことや翼の形状の違い、あるいは2車輪式と3車輪式の違いなど基本的に違いますが、マットアトラスに似た配色にすることで、それっぽくしたかったのです。
上空を飛ぶ姿に「マットアトラス」の配色が映えてくれれば、願ったり叶ったりなのですが・・・



  2018年 1月25日
  

胴体上面にAフィルム(ダークブルー)を貼る
胴体側面にAフィルム(レッド)とストライブを貼る
イメージしていた「マットアトラス」に近いカラーリングになりました

  

水平尾翼を胴体に接着する際に尾輪取り付け板を外し、そこからエポキシ接着剤を入れて接着
エレベーターを水平尾翼にヒンジで取り付け
ヒンジは接着剤を使わずテトラ製のヒンジピン用ビスで固定 

  

垂直尾翼にラダーを取り付け テトラ製のヒンジピン用ビスで固定
水平尾翼にストライプとしてAフィルム(レッド)とAフィルム(ダークブルー)を貼る
パイロット人形もマットアトラスに合わせて乗っています

パイロットは操縦桿を握る形の長身だったのですが、キャノピーに当たってしまったため、キャノピーに収まるまで胴体部分を削りました



  2018年 2月 1日
  

主翼左下面側に胴体と同じAフィルムを貼ってみたところ、バルサ生地が見えるぐらいの色の薄さ
もう片方の右下面に新しいAフィルムを貼ったところ、色が濃くバルサ生地が全く見えないほどで、色の左右差が大きく出てしまいました
購入時期が2年違うため、製造ロット違いでの色違いになったようです
上面は新しいAフィルムで貼っているので、色の差はありません

  

主翼にストライプのレッドとダークブルーを貼る
胴体に主翼を装着して全体のバランスを確認
翼長が1600mmあるため、40クラスに見えない大きさに感じられます



  2018年 2月11日
 

主翼エルロンサーボを2個使うため、並列でサーボベッドを作成
サーボはK-POWER DSC090
送信機のディファレンシャル機能の設定でエルロン操作時のヨーイング抑制と、フラップシステム機能の設定で着陸時の安定性を与えています

 

燃料タンクはテトラ製「バブレスタンク」
飛行姿勢が変化しても燃料にエアが混入せずニードルが安定するということで今回初めて採用
エンジンへの供給用とマフラープレッシャー用に加えて空気抜き用ホースの3本になるため、シリコンホースを3色で分けています
更に機首部分の開口部分が広いので一般的なスピンナーを使わずテトラ製SWスピンナーナットを使用し
空気取り込み効果を上げて冷却効率を上げます

  

リンケージはφ8バルサにロッドアジャスターを取り付けて糸で縛る方法
エレベーター&ラダー用リンケージ出口にテトラ製イグジットガイドを装着し見栄えの向上を図ります
スイッチは胴体内に設置し、RX.SWレバーセットを使用してON/OFFを行います 



  2018年 2月16日

完成した機体は「マットアトラス」に極力近づけたデザイン
これで飛ばすことが出来るようになりましたが、ちょっと試してみたい製品を見つけたので、使うかどうか思案中!




  2018年 2月25日
 

試してみたい製品とは飛行機用3軸ジャイロのことで「Bigaole 3G-A V2」をチョイス
胴体内の重心位置に搭載し、受信機と専用コードで接続
送信機のセッティングはジャイロ切り替え以外全てゼロ設定で行い、ノーマルジャイロ設定と ヘディングロック設定を切り替えするスイッチのみ最初に設定することでスタート
全てのセッティングが終了したものの、ジャイロOFF状態でもサーボがこまめにピクつく状態が続き、とても飛行させられる状態ではありません
せっかく搭載した3軸ジャイロですが送受信機との相性があるそうで、今回のJR XG14送信機+RG712BX受信機にデジタルサーボの組み合わせは、この「Biagole 3G-A V2」と相性が合わないようです

  

JR製RG613BX受信機にアナログ制御のJR NES-8101サーボを使用した場合、ガチャつきもピクつきも起こさず正常に作動したので、相性の問題であることがハッキリしました。
更にCORONA製R6DM受信機にNES-8101サーボの場合やQuick Silverに付いていたアナログのマイクロサーボの場合でもガチャつきやピクつきは起きません。
ところがRG613BXにリトルホーク号に搭載しているCORONA DS-238HVとDS-339HVのデジタルサーボを使用した場合に、ガチャつきが出たため、飛行できる状態ではなかったのです。
ガチャつきやピクつきのない状態は、サーボがアナログ制御であることが条件なのかもしれませんね。
いずれ製作予定のスチレンボード製飛行機に搭載してみることにします。

 

相性の良い3軸ジャイロを求めた結果「JR Axis 飛行機用3軸ジャイロシステム」であれば間違いないと思い、こちらを準備
X Bus接続なので受信機とは1本のコードだけなのでシンプルに収まります
説明書を確認すると慣れているフライバーレスヘリ用とは全く違う調整方法で、悩みながらも楽しくセッティングすることができました
ジャイロOFF ー ノーマルジャイロ ー ヘディングロックジャイロ と切り替えが可能で、更に飛行しながらジャイロ感度の調整出来るところもGood!
JRプロポに「JR Axis 」との相性は同じメーカー同士なので使い勝手もよく、安定した飛行が期待できそうです



  2018年 3月20日
 

JR AXISジャイロを搭載し全ての設定を終えフラップ操作を行ってみると、左右エルロンが両方とも下がることなくエルロンの動きになりました
別の受信機を使ってエルロンサーボだけを作動させるとエルロンもフラップも正常に動くため、AXISジャイロの設定ミスのようです
そこでAxisの説明書をもう一度確認してみると発見!
「ウイングタイプの設定は、送信機ではなくAXIS(ジャイロ)側で行いますので、送信機のウイングタイプ設定 はノーマルにしてください」
AXISジャイロの設定ミスだけでなく送信機の設定ミスもあることが判明したので、送信機で設定していたフラッペロンをノーマルに戻し、AXIS内のウイング設定をノーマルからフラッペロンに設定し直してフラップスイッチを入れると、 両方のエルロンが下がりフラップとして正常に作動。
残りも再設定し直してみると、全てが正常に作動したので終了です。



  2018年 4月30日
 
  

3月4日から数えて3回の初飛行断念があったバレリーナ40SR、4月22日にようやく初飛行できました。
離陸後のトリム調整も終え3軸ジャイロのスイッチをONにしてみると、風が吹いている状態でも安定した飛行を続け、ジャイロが効いていることを確認しました。
ジャイロの効果を試す意味もあって着陸させる為の進入アプローチを先に行うことにし、着陸コースに入れてみたところ、アイドリング回転数が低いのにもかかわらず高度がなかなか落ちず意外と延びてきます。
そこで進入路の第四旋回の距離をかなり遠くにしてみたものの、それでも高度が落ちず延びてきます。
仕方がないので第四旋回を更に遠くにしてから進入させてみたところ、かなり良い感じで入ってきたのでローパスで通過させようとした瞬間、飛行場占用許可の立て看板に左翼が当たり、その場に墜落してしまいました。
まさか滑走路から外れているとは思いもせず、離陸からわずか5分程度の時間で墜落させてしまいました。

画像では胴体が無傷のように見えますが、主翼を固定していたことで胴体にも被害が及び亀裂が走っています。
胴体内部を確認すると胴枠も壊れているため修復は不可能と判断し、短命だった機体に合掌。

あれから時間も経過し、気持ちも落ち着いてきたので搭載していたメカとエンジンを降ろしました。
すでに次の飛行機を探しており、飛ばしやすそうな機体を検討中です。
エンジンはOS MAX46LAをそのまま搭載し、メカもそのまま使います。
当初スケール機を考えていましたがスタント機も捨てがたいので、3軸ジャイロの効果が試せる機体として中翼スタント機を考えています。
作りやすさを考えれば半完成のARF機になると思いますが、多くの機種の中から選択するという楽しみがしばらく続きそうなので心は既にワクワクしています。

管理人

     ブラーボ91でJR大会出場

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