RCヘリコプターと飛行機の好きな管理人のホームページです。

TAYA Amigo 30  (現在 所有)

機体ごとに製作の進行状況や調整方法など記載していますが流用あるいは同様な作業を行われる場合は、自己責任でお願い致します。


  

30クラス スタビライザーバー付きヘリコプター「アミーゴ 30」を入手。
エンジン&ローター付きでしたが、サーボ、受信機、ジャイロが無いので手持ちのもので準備。
ローター:DYプロダクト NEW F30C 550mm 対称翼 (所有していたもの)
機体と共に付いてきたローターはFUNTECH FT-550SRグラスローターでしたが、重心位置を比較するとFUNTECがDYプロよりも外側であるのと翼型が準対称翼であるため、軽快に飛ぶであろうDYプロのNEW F30Cを使います。
サブタンクは部品の状態で付随していたものを組んでフレームに装着。
エンジンは前オーナーによって使用されていた「OS MAX-37SZ-H RING」
オーバーホール後、4回程度の使用回数とのことでした。



  

バッテリー・・・リポ2セル 7.2V 1800mAh
レギュレータ・・HENGEスイッチング式レギュレータ (12A UBEC)
サーボ・・・・・JR NES-8101
        ・・・・・JR NES-4000 (ピッチサーボ)
受信機・・・・・JR RG712BX
サーボは4.8V仕様なので、レギュレータを使用し5Vを出力します。
ピッチサーボのホーン取付け角度は説明書通りにせず、自分の飛行スタイルに合うように変更しています。


 

ジャイロ・・・・FUTABA GY520
テールサーボ・・FUTABA S9253
GY520ジャイロにラダー用サーボとして他社製デジタルサーボを使用する予定でしたが、説明書通りの設定を行なっても作動せず、他社製アナログサーボを説明書通りの設定を行なっても作動せず・・・?
FUTABA S9253ラダー用サーボに接続すると何事もなく作動するため、このサーボをアミーゴに取り付けました。
このGY520ジャイロはFUTABAのラダー用サーボを必須とする仕様なんですね。


 

受信機用リポバッテリーの充電を行なおうとしましたが、ウルトラプラグに対応したコネクターを持っていないことに気付きました。
手持ちのものはXT60コネクターに対応したケーブルのみなので、そこからウルトラプラグに変更する変換コネクターを作りました。
片側がウルトラプラグのオスコネクター(赤)で、反対側がXT60のメスコネクター(青)になります。
バッテリーの残量を確認すると28%であったので、充電器で充電を開始。
新規で製作した充電変換コネクターが役に立ちました。


  

アミーゴ30の初飛行
朝一番に到着した時点であいにくの曇天でしたが積雪もなく調整するのに好都合な状況でした。
ローターを取り付けて燃料を入れエンジン始動。
直ぐにエンジンは掛かりましたが、濃い状態だったのでエンストしない程度にアイドル調整バルブをかなり絞って準備します。
ホバリングさせてみたところローターのトラッキングはズレておらず調整不要。
・ホバリング時スロットルとピッチの調整
・ホバリング時のテールローターコントロールロッドの調整
・ジャイロ感度調整
・メインニードルを2コマ絞り、アイドル調整バルブをほんの少し開け
・全ての舵のD/RとEXPの調整
その他気になる部分の調整を行ったところ、安定したホバリングとなりました。


 

上空のセッティングです。(自分一人なので上空の画像はありません)
アイドルアップ1に切り替えて上空をフルスロットルにしてみたところ、燃調が濃くて前に出ないので一旦降ろしてメインニードルを締め込みアイドル調整バルブを少し開けて再度上空へ。
今度は先ほどよりも回るようになり速度も出ますが、何となくローターが空回り気味なので少しピッチを足してみたところ、エンジンの音に張りが出て回転数は変化せず速度のみ上がりました。
3Dっぽいことも行いましたが、スタビレス機に慣れているためなのか全ての舵がゆっくりに感じられます。
パドルを軽量なものに変更すればもう少し舵は切れるようになると思いますが、そこまでは不要と感じ、今後もこのままで飛ばします。
最後の飛行はアイドルアップのままで飛ばし続けてエンジンの焼け具合を確認しました。
ノーマルに戻すことなくアイドルアップのままでメインタンク分飛ばしましたが、エンジンはオーバーヒートすることもなく飛び続けたので、メインニードルの位置も良さそうです。
上空から戻る際のノーマルに戻した直後でもエンジンは焼けておらず、アイドル調整バルブ位置も合っているようですが、もう少し細かなセッティングを施して、自分好みに近づけたいと思います。


  

現状の柔らかいヘッド用ダンパーを少し硬く出来ないかと思いΦ5-Φ6パイプを探していたところ、アミーゴ50用オプションパーツのハードダンパーが出てきました。
それも硬度70と80の2種類が新品で。
以前アミーゴ50を飛ばしていたころに準備していたパーツだと思いますが、このタイミングで見つかりビックリ!
ダンパーの内径は6mmでスピンドルの外径が5mmなので、その差を埋めるパイプを準備。
探していたΦ5-Φ6パイプをこの部分で使うことになるという偶然。
メインローターハブにダンパーを収めパイプを入れることでスピンドルとの差を無くします。
現状の安定志向の柔らかいダンパーに替わり、ハードダンパーに変更出来ました。
これでスタント性バツグンなアミーゴ30になってくれるでしょう。


     

ハードダンパーと一緒に置いてあった部品です。
テールドライブプーリーに取り付けるような形をした金属製の円盤状のもので、実際にテールドライブプーリーに取り付けてみると少し隙間がある状態で固定されました。
機体に取り付けてヘッドを回しても金属製の円盤はヘッドと同時に回転していますが、テールドライブプーリーはそのままで、何の変化もなく従来通りのままです。
そこでこの少し隙間がある部分に厚紙を差し込んでみると、金属製の円盤とテールドライブプーリーが接触して一緒に回り、テールローターが回りました。
「なるほど~、オートロプーリーの役割を果たしているのね」と気付き、接触しながらも適切なスリップを起こす程度に1mm厚のバルサを貼ることにしました。
5mmX5mmバルサをテールドライブプーリー外周に貼ってヘッドを回してみると、テールローターが回ったので、これでオートロ時のテールドライブとして使えそうです。


2024/3/24
 

ブラーボ91の奥、車内で充電中の「アミーゴ 30」
午前中に3回飛ばして調子の良い状態に調整完了。
満充電のあと上空の直線飛行で速度に乗ったところで突然のエレベーターアップが入ってノーコン状態となり送信機での操縦が全く効かないまま墜落。
墜落した場所を確認してみると機体は川の中に沈んでおり、引き上げが不可能とわかった時点であきらめました。
セッティングが自分の思うような状態に仕上がっており、これから楽しめる機体だったのにと思うと非常に残念!
まさかのノーコンになるとは2.4GHz仕様で初めての経験でした。
このあとTさんのネオキャリバー30でも上空飛行の同じ場所でノーコンになったので、あの上空コースのあの場所は気をつけないと危険であるとわかりました。




管理人

     ブラーボ91でJR大会出場

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