RCヘリコプターと飛行機の好きな管理人のホームページです。

michi 15 (現在 所有)

機体ごとに製作の進行状況や調整方法など記載していますが流用あるいは同様な作業を行われる場合は、自己責任でお願い致します。


  

michi15に搭載するエンジンとしてOS MAX-15LAを準備しました。
20年ほど前にOK模型から発売していた プロフィール機 「EZスペースシャトル」 に載せていた
エンジンです。
当時 MK 8X5プロペラで元気よく回ってくれました。
20年振りに倉庫から出したところクランクの回りが重かったのでIMストックオイルを使って動くようにしました。
詳細はブログをごらんください


        

「ラジコン・エアクラフト・テクニック」へ発注していたmichi15が入荷しました。
レーザーカットの飛行機キットです。
・胴体関連の部材 1
・胴体関連の部材 2
・主翼関連とエルロンホーン等の部材
主翼の後縁材 5x6mmバルサ2本のうち1本が5x5mmバルサになっていたので 1mmバルサを接着し、5x6mmにします。 5x6mmを入れたはずが5x5mmを入れてしまったのでしょうね。
・レーザーカットされた同枠(ベニヤ材)を抜きます。
エンジンマウント3枚のうちミゾ付を真ん中にして接着したものを上下2組作り、胴枠Aの2枚を
前後で接着します。
胴枠Aにエンジンマウントを接着しますが、高橋さん考案のクランプを使用して平行を出しながら、
機首の丸い胴枠を精密ドライバー2本エンジンマウント中心の穴に刺して位置決めし接着します。
エンジンマウントにエンジン固定用ボルト穴をあけてから裏側に爪付きナットを固定します。
後ろ側の爪がクランクケースに当たるため、切削加工しています。


  

胴体側板の製作
前後で2分割の側板に補強板を接着して1枚にし、左右を作ります。
側板に胴枠を当てて上部補強板の位置を確認し上部補強板を接着。
左右の側板に上部補強板を接着後、胴枠を所定の位置にはめて胴枠を接着。
この時エンジンマウントの胴枠はダウンスラストが設計図通りになるように位置決めして接着する。


  

エンジンのスロットルコントロール用ピアノ線をこの時点で取り付けておきます。
胴体上部プランク材を胴枠のカーブに合わせて形を作ります。
バルサを曲げる為に上面のみ水で濡らして柔らかくし、その状態で胴枠に沿って曲げたまま平らな荷紐を巻いて一晩置くとこのような形状になります。
画像は胴体前側のプランク材を撮影したものですが、胴体後側の上部プランク材は既に成形して接着済みです。
胴枠と胴体前側プランク材の上部貼り合わせ中央にボンドを塗布して接着し、コクピット部分を開きます。


  

水平尾翼の製作
垂直尾翼をボンドで接着し、アルミ角棒を置いて暫くの間固定します。
(水平尾翼もこの方法で接着)
水平尾翼と垂直尾翼は、サンドペーパーにて全体の粗を取ります。


  

水平尾翼と垂直尾翼部分のブロック加工です。
ブロックといっても1個のブロックではなく4mmバルサを組み合わせてブロック状に積層します。
水平尾翼の代わりのバルサ板と垂直尾翼の代わりのバルサ板をそれぞれ所定の位置に置き、
ブロックにするために必要な長さに切ってから垂直尾翼左右にブロック状に仮置きします。
垂直尾翼材に接着しないように左右に№1板材を置いて横に№2板材を接着しクリップで固定。
次に№3材を接着しクリップで固定。
最後に№4材ですが、左右に分けて各々クリップで固定。
水平尾翼材を置いてブロックの切削加工。


  

機首周りの整形。
左側にバルサ材を積層し厚みを持たせます。
積層したバルサ材とエンジンマウントの間の隙間を2mmバルサで埋めるように接着します。
機首上部に4mmバルサを胴体上部のカーブに沿うように接着し、機首下部に4mmバルサ材を
接着したあと、上部と下部の間にエンジンヘッド後部のバルサ材を接着します。
エンジンヘッド周辺を囲むように2~4mmバルサを接着し、その後サンドペーパーで整形します。


  

燃料タンクを装着し胴体下側のプランクを行います。
主翼後部胴体下側のプランクを行います。
胴体上部のプランク材をサンドペーパーで整形したところ接着面の強度が落ちたため
内側より補強のための2mmバルサを接着。


  

主翼の製作はスパー材にリブを組み込んで接着したあとに、後縁材と前縁材を接着。
手前にあるのはメインギヤ用ピアノ線+ピアノ線固定用ベニヤ板とリブ補強用ベニヤ板。
メインギヤ用ピアノ線に角度を付けられるようにリブ補強用ベニヤ板にミゾが設けられているので、
その角度に合わせて固定用ベニヤ板の穴を先に加工しておきます。
左右翼にメインギヤを取り付けるためリブ補強用ベニヤ板とピアノ線固定用ベニヤ板を接着。
左右の主翼を固定用バルサと固定用ベニヤで接着し、最後にセンターリブを接着します。


  

スパー補強材をリブの間に接着。
前縁プランク、中央プランク、後縁プランク、リブキャップを接着。
エルロンサーボ部分は予め切り抜いておきます。
主翼の後縁材が少し湾曲したためバルサに水分を与えてアルミ角棒の上に置き、上から重しを載せ
一晩置く事で真っすぐに修正されます。
5×5の後縁材を5×6に変更するため1mmバルサを貼ったのが原因でしょうね。


  

翼端材を接着後、補強用三角リブを3mmバルサで作り上下合わせて片側8箇所に接着します。
その後、前縁材の前側も接着し、全体をサンディングします。
胴体に水平尾翼を接着。その際に糸を使ってアライメントを取ります。
胴体に合わせて整形した後部ブロック材と共に垂直尾翼を接着。


  

エルロンホーン固定部にミゾを掘り、主翼に接着。
胴体と主翼の合わせ面が合っていることを確認。
エレベーターとラダーを仮付けし、胴体に主翼を取付けて全体像を確認します。


 

エンジンにマフラーを取り付けてみたところ胴体に当たるため、接触部分を削ります。
サンドペーパーで削っていくと胴枠が現れ、胴体側板と底板の間に隙間が出来たため
5X5バルサを隙間に入れて接着し更に削ります。
その後マフラーと胴体の接触が無いことを確認し、取り付けてみます。


  

コクピット部分の製作。
図面では底板のみになっている操縦席にパイロットを乗せる底板&後部隔壁と
計器を貼るための前部隔壁を取り付けます。
計器盤をコピーして仮置きしてみました。
サイズがちょうど良かったので、この計器盤を使用することにしましょう。


  

主翼と胴体の必要な部分にモデルパテを塗布し、硬化後にサンディングしたあと
フィルムボンドを塗布します。
主翼下面をホワイトのフィルムでカバーリング
主翼上面をホワイトのフィルムでカバーリング


  

水平&垂直尾翼をブルーのフィルムでカバーリング
胴体側面下側と胴体下部をレッドのフィルムでカバーリング
胴体側面上部をホワイトのフィルムでカバーリングし、エレベーターとラダーもホワイトです。
主翼にエルロンを取り付けてから、翼端にブルーとレッドのフィルムでアクセントを付けました。


  

michi15に搭載する各パーツを取り寄せました。
サーボ・・・・コロナ DS-329MG
受信機・・・・JR RG-731BX
プロペラ・・・APC 8X6
スイッチ・・・フタバ ハイブリッド電子スイッチ
タイヤ・・・・ラバープラスチックハブホイール 2インチ+1インチ
スピンナー・・アルミバックプレート(直径38mm) ブルー
パイロット人形 01 (高さ40mm)
ロッドアジャスターMA(メタルピン)
フィルター付三角ジョイント S型

エルロンサーボベッドを3mmベニヤで作り主翼に取り付けます。
サーボベッドはネジ止めで脱着出来るように見えますが接着部分の補強用ネジなので、
サーボベッドは外れずサーボ単体での取り外しとなります。


  

サーボベッドの製作でエレベーターとラダーサーボ用サーボベッドは胴枠から後ろに設置。
スロットルコントロールサーボ用ベッドはサーボの寸法分を開けた状態で胴枠よりも前側に設置。
受信機用バッテリーは2セルLiFeを燃料タンクの後方に固定し、受信機(JR RG-731BX)は
エレベーター&ラダーサーボの後方に配置。
OK模型製ホイルスパッツの取り付け。
飛行中の空気抵抗を少なくするパーツですが、見た目がカッコイイので採用しました。
メインギヤの車輪中心軸は主翼前縁付近まで伸ばしてあるので離着陸が楽になるはずです。


  

操縦席に風防とパイロット、メーターの取付け。
主翼を胴体に取付けて完成。
重量を測定してみると
主翼  380g
胴体  777g
合計 1,157g
目標が1,100g以内だったので少しオーバーしましたが、重心位置合わせのための40gを含めた重量なので良しとしましょう。
20年以上前の OS MAX-15LA がどの程度のパワーを出してくれるのか、まずはエンジンの慣らし運転を
行わなければなりません。


  

2021.10.10
2021 YFC 秋の飛行会が、開催されました。
新作機を持ってきた人に記念品が贈呈されるという企画が今回もあり、自分が該当しているのでとても楽しみにしていました。
テーブルの上に新作機「michi 15」を組み立てて、飛行準備を行っています。
隣はYFC会長のYさんです。YさんはYS91エンジン搭載のヘリを持ってきて準備されていらっしゃいました。
送信機のテレメトリーでかなり高いローター回転数が表示されるということで、このあとのエンジン調整を一緒に行なっています。
michi15の初飛行は無事に出来ました。離陸後の飛行でエレベータートリムが少しアップ側に調整した以外は不要で、とても素直に飛ぶ姿勢が印象的でした。
しかし飛行中の画像が撮れなかったので、滑走路にmichi15を置いて演出してみました。
滑走直前っぽい雰囲気で撮影しましたが、離陸から着陸まで非常に安定した飛行が楽しめる優秀な機体です。
今日の飛行場は午後からの風がとても強く、michi15を飛ばせる状況ではなかったため、最初の飛行のみで終わりましたが、今後は何度も飛ばして楽しみたいと思います。






管理人

     ブラーボ91でJR大会出場

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